Pentax Q でマクロ写真を撮る

Nikon_D7H4714

先週金曜日に Ricoh GR が出た。GRDシリーズはそそられるものはあったが、結局買わず仕舞い。GR 伝説とか言われると、フィルムカメラ時代の GR に伝説なんてあったっけ?と思ってしまうおじさんなのであった。

当時の高級コンパクトと言えば Contax T シリーズ、Minolta TC-1、Nikon 35Ti/28Ti などで、Ricoh GRシリーズはどちらかというと良く映る実用カメラというイメージだったと、個人的には思っていた。高級コンパクトが「高級」と思われていたのは、写りに関係ない部分の材質(シャッターボタンとか)だったり、メーター等のUIに遊びがあったりした部分で、遊び心のようなものがあるのが特徴だった。

ビックカメラの店頭で新しい GR を触ってみたが、GRD より大柄で、フィルム時代の GR に少し戻ったような印象を受けた。撮像素子も大きいのできっと画質も良くなったのだろう。でも、ちょっと遊び心を擽られないのだ。

で、話は変わるが、むか~し、それらとは別に異彩を放っていたのが Pentax の auto110 という、殆どおもちゃのような一眼レフだった。おもちゃの割には結構なお値段がしていたので買わなかったが、Pentax Q を見た時に auto110 の再来で、楽しそう、と思ってゲットしたのが2年前。

Pentax Q の撮像素子は 1/2.3型 でコンデジサイズ。画質はコンデジ相当。だがしかし、レンズ交換できるのが大きい。このギミック感がたまらない。

さて、撮像素子が小さいと被写界深度が深くなる。被写界深度を稼ぎたいのはマクロ写真の分野。特に小さな花や虫等を撮るには、小さい撮像素子を持った小さいカメラは最適。なのに、なぜか Pentax はこのカメラ用にマクロレンズを出さない。

サードパーティーから「なんちゃってマクロレンズ(実態はクローズアップレンズ)」は出ているが、何で出さないのだろう。

仕方がないので、昔35㎜フィルムスライドを見る時に使っていたフィルムルーペをクローズアップレンズとして使っている。クローズアップレンズというのは、ほぼ虫眼鏡。1枚ものの凸レンズで被写体を拡大するだけのもの。これをカメラのレンズ先端につけて使う。Pentax Q 用はフィルター径 40.5mmのものを使う(はず)。

どんな映りになるかというと、

Q_IGP0421

こんな感じや、

Q_IMGP0913

こんな感じになる。

フルサイズ1眼+等倍くらいのマクロレンズでは、ここまで寄れないし、被写界深度が浅すぎて花全体にフォーカスを合わせられない。それに、カメラが大きいので小さな花を見上げるアングルも困難。こういう写真を撮るのは、Pentax Q ならではの領域、と思う。

フィルムルーペを Pentax Q の レンズ01(単焦点)につけるとこんな感じ。

Nikon_D7H4766

単にレンズに被せるだけなので、とても簡単。

おまけとして、フィルムルーペの上に乗せると、フィルムスキャナーにもなる(笑)。

Nikon_D7H4761

もしフィルムルーペを持っている方は、お試しあれ。フィルムルーペのレンズって、意外としっかり作られているようで、思いのほか、良く写る。

Pentax Q はもう旧モデルになってしまいましたが、Pentax Q10 でも行けます。

Pentax Q10PENTAX 標準単焦点レンズ 01 STANDARD PRIMEの組み合わせが吉。レンズ保護のフィルターは画質を落とすだけなので不要。PENTAX Q用 レンズフード MH-RA40.5が実用性と見た目の格好良さでお勧め。

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