LED小型DLPプロジェクター「NP-L50WJD」レビュー(その1)

このエントリーは、以前のブログで2011年に書いたものを移植。いまだにGoogle経由で来る方が多いので。。。

以下、転載。


携帯可能な小型プロジェクターを探していて、ITメディアの記事中に「NP-L50WJDブロガー×モニター キャンペーン実施中!を発見し、申し込んでいた。そして、何と当選!節電にも役立つLED小型プロジェクターの試用レポートを書く事になったのだ。

ホームシアター歴は10年以上になるけれど、決してハイエンド志向ではなく、その時点でCPの高い機材をバランス良く採用する方針でやってきた。デジタルAV製品の場合、性能向上曲線?が逓減する(値段の差程のクオリティー向上が望めない)ので、庶民派AV道はバランスが大切。


現在使っているのは、数年前に購入した Panasonic の TH-AX200 というエントリークラスのプロジェクター。1280×720dotの720pHDTV(一昔前のハイビジョン)仕様。所謂フルHD(1920×1080)よりは画素数が少ない(フルHDコンテンツは圧縮表示される)ものの、4:3の100インチスクリーン(16:9のワイドスクリーンとしては実質91インチ相当)でブルーレイ等を見ているが、十分楽しめている。余程のAVマニアでなければ、これで十分だと思う。

現在のメインソースは Blu-ray の映画コンテンツ。しかし、これからのホームシアターはオンライン配信前提のシステムを組んだ方が良いと思い始めている今日この頃。

オンラインになれば、コンテンツはクラウドにあるので再生する場所の縛りも少なくなる。そこで「NP-L50WJD」に一番期待している役割は、いつでもどこでも使える、モバイルホームシアター用プロジェクター。


まずは、現在使用中の Panasonic TH-AX200 との比較。サイズは比べるまでも無く、下の写真のように圧倒的に小さくて軽い。

▲Panasonic TH-AX200 と NEC NP-L50WJD 原寸写真

気になる画質だが、画素数が多い分「NP-L50WJD」の方が精彩感は上。色調、字幕の見やすさ等はホームシアターに特化してチューニングされている TH-AX200 の方が落ち着いて見られる気もするが、その差は僅少。映画に集中してしまえば気にならないレベルの差と思う。そして「NP-L50WJD」のカラーバランスに関しては、色々と細かく設定できるようになっているので、ソースを見ながら環境に合わせて調整していけば、好みのトーンにできると思う。

▲Panasonic TH-AX200 で
Blu-ray版 Hitchhiker’s Guide to the Galaxy
(©Buena Vista Home Entertainment, Inc.) を再生 原寸写真

▲NEC NP-L50WJD で
Blu-ray版 Hitchhiker’s Guide to the Galaxy
(©Buena Vista Home Entertainment, Inc.) を再生 原寸写真

このサイズ&消費電力+価格で、これだけの画質で見られるようになるなんて、デジタルAV製品の開発(品質向上)スピードは恐ろしい、とさえ感じた。


次に、実際に生活の中で使う上での使い勝手をチェックしてみた。一番課題になるのは設置の自由度。ホームシアター用プロジェクターに必須といえるレンズのシフト機能とズーム機能が省かれているので、この点が気になっていた。

▲投写距離とスクリーンサイズ(マニュアル P.59 より)

100インチで3mの投写距離というのは、8~10畳くらいの部屋であれば距離的には丁度良い。ただ、投写軸をシフトしてずらせられないので、普通に設置すると見ている人に干渉してしまう。ホームシアターに使うには、高い位置に逆さに設置する必要がある。

NP-L50WJD は画面の天地・左右を逆転させる機能(天井近くに置いたり鏡で反射させたりできる)+天地方向の台形補正機能がある+本体が非常に軽いので、レンズにシフト機能が無くても工夫次第でなんとかなる。台形補正機能が働くと若干画質が低下するとマニュアルに記載されていたが、気にする程の画質劣化は感じなかった。

現在のホームシアター部屋の中で最適位置を探したところ、天井から40cm程下がった位置が最適だった。もしそこに背の高いタンスか棚があったら、その上に逆さに置くだけで済む。天井から吊り下げた方が便利だろうけれど、三脚穴1個で支えるのは強度的に不安もあるので、家具等の上部スペースをうまく生かして対処したい。

視聴位置とプロジェクター設置位置がどうしても重なってしまう場合は、天井から吊る事になるが、天井や壁に取り付ける監視カメラ用の取り付け金具を使うと良いかもしれない。但し、脱落防止の工夫が必要。それでも本体が非常に軽いので、Do It Yourself 工作レベルでも何とかなると思う(自己責任で)。


続く


追記(2011/10/31)

▲ブロガーインデックスページ 

アイティメディア+D PCUSER のブロガーインデックスページに掲載された。

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