このエントリーは、以前のブログで2011年に書いたものを移植。いまだにGoogle経由で来る方が多いので。。。
以下、転載。
自分なりに、ホームシアター用途で使う場合の「NP-L50WJD」のセッティングを試してみた。
▲映像調整メニュー 原寸写真
映像調整メニューでは、ピクチャーモードが一番簡単に効果が判る。「Adobe RGB」にすると、写真の微妙な色合いがかなり忠実に再現されるようになる。iPad2の壁紙の海の色も大きく変わるのが判る。ただし、コントラストが低下してやや軟調化するようなので、映画を見るには、他のモードにした方が楽しめる。
またピクチャーモードは、アドバンストメニューの中のガンマ補正と連動している。ピクチャーモードを「Adobe RGB」にすると、ガンマ補正は「グラフィック」に固定される。逆にガンマ補正を「フィルム」にするとピクチャーモードは「ユーザー」に自動で変わる。この関係が最初飲み込めず、どうして設定内容が勝手に変わるのか悩んだ。
判り易くメニュー化する事と、設定の自由度を上げる事のバランスで悩んだ痕跡かもしれない。
▲スクリーン調整メニュー 原寸写真
スクリーン調整メニューでいじるのは、まずオーバースキャン。初期値では2になっているが、これだとiPadのメニューなどが蹴られてしまうので、0にしておいた方が良い。但し、hulu を楽しむなら最大の3がベター。
また、自動台形補正が初期値ではオフになっているが、天井に写さないのであればオンにしておいた方が使いやすいと思う。
天井に写す場合はオフにしておかないと、目一杯台形補正が掛ってしまうので、困る事になる。
▲設定メニュー 原寸写真
設定メニューでは、ホームシアター用途にプロジェクターのスピーカーは使わないので、消音か音量を0にしておいた方がベター。
逆さに置いて投写する場合は、「投写方法」のメニューの中で「上下反転/フロント」を選択する。左右反転モードもあるので、背面映写も可能。
▲オプションメニュー 原寸写真
オプションメニューで是非設定しておきたいものとして、ホームシアター用途の場合は「エコモード」だ。エコモードをオンにすると、明るさを50%下げて、消費電力を20%下げるだけでなく、冷却ファンが非常に静かになるのだ。ホームシアターは大抵部屋を暗くして楽しむものなので、エコモードがベター。もちろんプレゼン等で昼間使う場合は、エコモードはオフ。
なお、ファンモードには変わった注意点が書かれている。標高760m以上の場所で使用する場合は必ず「高速」に設定
するのだそうだ。という事は、軽井沢のような標高1000mクラスの場所で使う場合は「高速」にしなければ寿命が縮むという事だ。ふーむ。
まだ初日なので、これから色々と設定をいじっていく予定。
▲最強の組み合わせ? 原寸写真
iPad2 + NP-L50WJD はモバイルホームシアターセットとして最強のような気がする。
追記(2011/10/31)
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