今回やや長旅だったので、その間にあれこれいじって使い方がある程度固まって来たので、そのあたりをメモ。
まず非常に小さいのでグリップしにくい事の対策として携帯用のストラップをつけた。これで握り損ねても落下を防げるので安心。
かつ、手の甲と引っ張り合ってグリップも安定する。
右手親指が液晶画面に触れるとそこにフォーカスが来てしまうという課題は残るが、慣れで何とかなる。液晶のタッチをOFFにもできるが、それはそれで不便。
撮影時に液晶画面をタップするとフォーカス位置や露出基準点を設定できるし、再生時に画面の拡大やスワイプ送りもできる。スマートフォンと同じUIを使えるので、スマホとの同時使用時の違和感が非常に少なくなるのが良い。なので、液晶のタッチ機能はONのまま使った方が便利と思う。
また、小さいボディーに結構物理ボタンが配置されているのだが、その選択と配置が絶妙。
まず電源スイッチ&レリーズボタンの位置と操作性が Nikon F3 に似ていて、ニコ爺には違和感ゼロ。また撮影モードボタンも不用意に回らず&モードを変えたい時の操作性も良い。そしてこのサイズなのにオートフォーカスのモード設定ボタンまであるのが秀逸。そしてFn(ファンクション)ボタンもある。
普段 Nikon D800E で使っている機能の殆どが網羅されている。このサイズに! Panasonic の開発者の拘りが随所に感じられて、久々に感動した。
また、普段は絞り優先オートで撮る事が多いのだけど、DMC-GM1 では 「おまかせiA+」モードが秀逸なので、これをメインに使うようになった。
おまかせiA(インテリジェンとオート)モードでも殆どのシーンで良い感じに撮れるのも驚いたが、iA+(インテリジェントオートプラス)では、露出補正とカラーバランスだけ変更(味付け)できるのが非常に使い勝手が良い。
おかませiA(インテリジェントオート)で殆どのシーンをカバーできるものの、どうしても難しいシーンはある。そういう時にとても使えるモードだ。また、おまかせiAでは RAW データが保存されないのだが、おまかせiA+ では RAW データも保存できるので、PCでのレタッチにも使いやすい。
DMC-GM1 のデフォルト撮影モードは「おまかせiA+(インテリジェントオートプラス)」がベストだと思う。
ボディーカラーはオレンジにしたが、個人的にはこれが正解だったと思う。オレンジ色の人工皮っぽいオモチャ感と金属部分の本物感のアンバランスがとても良い。GF1 の赤モデルもそうだけど、モデルチェンジすると個性的なカラーリングが廃されてしまう事が多いので、ここはオレンジでしょ!