LED小型DLPプロジェクター「NP-L50WJD」レビュー(その5)

このエントリーは、以前のブログで2011年に書いたものを移植。いまだにGoogle経由で来る方が多いので。。。

以下、転載。


LED小型DLPプロジェクター「NP-L50WJD」を色々試してきたが、現時点での理想的なモバイルホームシアターセットを考えてみる。

ポータブルBlu-rayプレーヤーを持っているのであれば、Blu-rayプレーヤー+「NP-L50WJD」の組み合わせが一番素直だろう。しかし、今現在ポータブル Blu-rayプレーヤーを持っていないのであれば、これから買うのはあまり得策ではないように思う(販売されている製品もどんどん減っている)。高画質の動画配信サービスが普通になる日がすぐそこに迫っているからだ。

手持ちの環境の中では、iPad2+「NP-L50WJD」が最も便利なモバイルホームシアターセットになる。(手元にある範囲では、Android 3.0 の LG Optimous Pad L-06C は、対応している動画サービスが少なく、イマイチだ。)

iPad2 と 「NP-L50WJD」の接続方法は、HDMI と アナログ(D-sub)の2種類ある。どちらが良いかをチェックしてみた。

画質は HDMI の方が良い。ただし、音声の取り回しに課題がある。

AVアンプを使うのであれば、iPad2→AVアンプ→「NP-L50WJD」とそれぞれHDMIケーブルでつなぐだけなので、至極簡単。

但し、AVアンプが無い場合は、音声は「NP-L50WJD」内蔵のオマケのようなスピーカーから鳴るだけになる。これではホームシアターにならない。


今はまだHDMI対応のリーズナブルな小型AVアンプが市販されていないので、モバイルホームシアター構成を考えるために、あえてAVアンプを使わないセットを考えてみる。

Apple 純正の動画再生ソフト「ビデオ(iOS5)」では、音声の出力先をフレキシブルに変えられる。例えば、映像はHDMIに出力しながら、音声は Bluetooth 等に出力できるのだ。HDMIの仕様を考えると、素晴らしい機能性だと思う。

▲映像はHDMI、音声はBluetooth 原寸写真

なお、現在持っている Belkin bluetooth music receiver はアナログ音声しか出力できないが、CHORDのBluetooth対応USB DAC「Chordette Gem」を使えばデジタル信号も取り出せる(マルチチャンネルになるかどうかはテストしてないので不明)。

その2で書いた「hulu」(のようなサードパーティーアプリの多く)は、音声出力先を指定できない。そのため、アナログ D-subで映像を出力し、Bluetooth で音声を送信してアンプで鳴らす(写真は判りやすいように小型スピーカーにしている)のが現実的な対応と思う。

▲映像はD-sub、音声はBluetooth 原寸写真

HDMIは映像も音声も同じケーブルで送れるので便利なのだが、分離するのが難しいのが逆に困りものになる場合もあるのだ。

もちろん、色々探すと、Gefen HDMI to DVI/Audio変換機 EXT-HDMI-2-DVIAUDのように映像と音声信号を分離するコンバータもあるようだ。これを使えば、1本のHDMIケーブルからDVI信号とデジタルオーディオ信号(TosLink)を取り出せるようなので、これに小型DAコンバータとアクティブスピーカー等を繋げるのが、携帯性と音質の面で最強の組み合わせになるのかもしれないが、そこまでするのも、どうかと思ったり(笑)。

ここまでは何を書いているのか判りにくいので(笑)、整理すると、

  1. Apple純正のビデオプレーヤーのように音声出力先をコントロールできるアプリの場合は、映像はHDMIで出力、音声は Bluetooth/AirPlay(WiFi)でデジタルワイヤレス送信し、ステレオ再生。
  2. huluのようにHDMI接続時に音声出力先をコントロールできないアプリの場合は、映像はアナログ D-sub で出力すると、音声の出力方法がフレキシブルになって良い。

という事になる。

などと考えているうちに、気が付いた。「NP-L50WJD」にデジタルの音声出力機能が付いていれば最強なのでは?と。HDMI入力したデジタル信号から音声信号を取り出してスピーカーを鳴らしているという事は、既に内部で音声信号も扱っているので、大きなコストアップにならずに、そのような事も出来るのでは?

という訳で、「NP-L50WJD」次期バージョンへの要望。

  1. 音声信号出力端子(デジタル)を付けてください。マルチトラック信号もそのまま取りだせると、史上最強のモバイルプロジェクターになると思います。さらに AirPlay対応だと何も言う事無し。
  2. 付属のケーブル類が太くて固くごついので、軽くて小さい本体に似合う、細くてしなやかなものにして頂けると、さらに最高のモバイルプロジェクターに!

▲ちょっとゴツイ付属のケーブル類 原寸写真

常日頃、色々な機器類を持ち歩いているため(iPhone4、iPad2、GalaxyS2、PocketWifi等)付属の携行ケーブル類も多く、出来るだけ細くて短く軽いケーブルを探しては1gでも軽くなるように努力している。そのため、太くて固く重いケーブルを見ると目まいがしそうになるのだ。

特に電源ケーブルは、安全基準等の制約でこれだけ太いものになっているのかもしれないが、もっと細く柔らかいものにして頂けると、本体の小ささが一層引き立つと思うのだ。

最後は要望となってしまったが、使い勝手も画質も良い、現時点で最強のモバイルホームシアター用プロジェクターではないだろうか。


▲Keynote でプレゼンも 原寸写真

そして、iOS版の Keynote で、身軽にどこでもプレゼンもOK!

これだけの画質のプロジェクターがこんなに小さく軽くなるなんて、10年前は想像できなかったです。素晴らしい!


追記(2011/10/31)

▲ブロガーインデックスページ 

アイティメディア+D PCUSER のブロガーインデックスページに掲載された。

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